歴史は繰り返す・・・
まさにこれをSEO市場でも常に起こっていますよね。
例えば最近ではサブドメイン展開のサイトを多数みかけます。
以前はどちらかといえばマイナス的なお話を聞くこともありましたが、
最近では本当によくサブドメインで作成されたサイトをビシバシ見かけます。
先月くらいからそのブームに乗り、自社でもサブドメインで適当なサイトをつくったら上がったりしてビックリしている次第です。
まあこれなんか一時的なものかもしれないし、次は消えてしまうかもしれませんがね。まあテストなんでどうでもいいんですが。
IP分散にしても、なんというか懐かしい響きすら感じます。。。
YとかにしてもIP分散であがるワケもなく、今の動向で言えばアンカーテキストの分散が最も重要視されてる傾向も分かります。
未だにサイトを作る前からIP分散!などわめく人もいるそうで。
たぶん「稼げないサイト」を作ることで一生を終えてしまうんでしょうね。
SEOの外的要因である「被リンク」
例えばバックリンクを「いかに増やすか」より、バックリンクのバックリンクの価値がどんどん重要視されつつあります。
LFMTVで私が話しているパートも見れば意味はわかるとかと。
リンクのつけ方、メンテ方法、継続的SEO、被リンクサイトへの被リンクなど・・・鉄板ですし、個人的にはseoってそこの部分は変わらないので重要視すべきポイントでしょうね。
ぜひ再度見てください。
アフィリエイトに限らずネット市場はどんどん変わっています。
特に「単一ワード」。
利用者の増加に伴いコンバージョンも取れなくなってきてます。
検索リテラシーが向上し、ユーザー自体が「単一ワード」では検索しなくなった傾向があり(顧客となりうるユーザー)、単一ワードってどちらかといえば新製品やホットな話題じゃないと取れないでしょうね。
先週東京で何名かとお茶しながら話してたのですが結局、アフィリエイトを考えるときに重要なのって「伸びしろ」だと思うわけです。
いま取れる!とかじゃなくって、そのジャンルや市場の「伸びる可能性」はどれくらいあるか・・・・という事ですね。
レーシックとかを1からやるには「伸びしろ」は少ないです。
万人向けではないし、眼が悪くてもコンタクトで十分という人の方が断然市場は多いわけですから。
ですから今後伸びる、安定して成長する的なジャンルを最初にはじめると賢いと思います。
ファッションの通販、健康食品、老人ホームの資料請求や資格系(特殊な資格のみ)、、、、いろいろですね。
SEOって今まで「単一ワード」が主でした。
例えばあるASPの今月の一部なんですが、これらは全て「商品名」や「サービス名」では集客してないんですね。
なんでしょ・・・・よか石けんのプログラムでサイト作るとしますね。
よか石けん とかで多くの人がSEOかけたがるじゃないですか。
いや、それはそれでいんです。
でも「よか石けん」だけのサイトだと伸びしろ(報酬伸び率)も変わってくるわけですよ。
でも「よか石けん」を知ってて、たまたま検索されて、そのうち何名が買ってくれるのでしょう。。。。。。
そもそも「よか石けん」を買うべき人って誰?って考えた場合、商品名だけでサイトをつくり、たまたま1位になっても限界があるわけです。
ですから「洗顔石鹸」とかそういう大きな市場と絡ませつつ、ランキングとかサイトをつくると長く稼げるし、どんどんアクセスも増えてくるわけですね。
「伸びしろ」を考えれば報酬総額も違ってきますしね。
少しイヤらしい話をしましょうか。
かなり重要な考え方で、出口から考える戦略です。
ディープな話になるので、数日したら以下の記事は削除しますので、お早めにご覧ください
↓
====ここから=======-
「ほにゃらら石けん」という商品があったとしましょう。
その商品を紹介するケースでお話します。
企業ってランキングや上手なサイトに広告を出したいワケです。
あなたが「ほにゃらら石けん」を売っている会社なら石けんの比較サイトとかに目立つ位置で自社商品を掲載して欲しいですよね。
良いサイトで訴求して欲しいワケです。
「1か月●●円を広告代金として払います。
特集記事を書いてくれませんか?
商品も送るのでレビューしてください」
的なオファーは結構あるハズです。純広告ですね。
例えば1か月掲載で20万という事にしましょか。
コスメ系って結構ありますからね。純広告。
よか石けんサンもありますし。
で、ですね。
田中君がSEOで1「ほにゃらら石けん」で1位になっています。
商品名で1位。月に100本とっています。
@2000とした場合、発生ベースで20万ですね。
スゴイですねえ。
でも残念ながら「伸びしろ」はほぼ限界なんです。
デザイン、構成変えれば1.3とか1.5倍にはなるかもしれません。
でも「ほにゃらら石けんを知ってて、買ってくれる人」を対象としているわけですから、おのずと限界値は決まってきます。
そしてこれを分かっていない人が多いんですが。。。
ほにゃらら石けんで1位になったからと言って、
単価をあげてもらう事は案外難しい!という事。
なぜなら「広告主」として考えた場合、商品名で1位のサイトって終着駅についちゃっているワケですので。
単価をあげたら倍とれワケもありませんし、
1位のサイトに今の倍の報酬を払うメリットもありません。
ですから田中君は今の報酬がマックスとなるわけです。
一方、山本君は「洗顔石鹸 選び方」というワードで1位。
綺麗にユーザーに分かりやすいコンテンツを投入。
そこで目的別に石けんを紹介してんですが、あまり報酬は現在伸びておらず月に10万円いくかいかないか・・・・
そこで「ほにゃらら石けん」からオファーが来るワケです。
月20万で広告を目立つ場所に掲載してくれないか・・・と。
当然アフィリエイトは別途支払います。
しかも通常の2倍を設定してくれる。
報酬面だけ見ると、頑張って1位までもってきた田中君をアッサリと引き離します。
しかも固定費で広告費をもらうわけです。
田中君は「発生ベース」で20万ですから、その中から未承認も何万円か出てくるワケですよ。
でも山本君は純広ですから「確定された20万」です。
山本君は固定費という収入を得た上に、特別報酬というものを手に入れたわけです。
「ほにゃらら石けん」側も(広告主)、
まだ掲載されていない、掲載されてるけど大きく取り上げてくれていないサイトで「訴求」してくれるなら、報酬アップや固定費を支払う価値はあるけど(それにより販売数が増加するかもしれないから)
既に終着点にある「商品名」であがりきっているサイトに関しては「特別な待遇措置」をする理由は見当たりません。
だって現状で、思いっきりその商品を訴求してんですから、
そこからあがってくる報酬がマックスなワケで、
報酬をあげても無意味ですからね。
=====ここまで========
聞けば納得ですが、そこを考えずにペラサイトで商品名で量産しまくっている人が多すぎます。
いやあ、奥が深いですよねえ。
どうでした?
面白い、なるほど!と思ったらぜひ応援クリック&コメントなどドウゾ。
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もっとディープな話や情報はぜひLFMTVの動画や音声でどうぞ。
- 2009年10月31日
- コメント(4)
- トラックバック(0)
4. Posted by ハマモト 2009年11月03日 23:14
>愛知県人 さん
>ゆう さん
何から手をつけるか・・・・
という事を考えた場合、商品名でペラ量産する手法も考えられますが、今回書いたように長期的に考えれば
「伸びしろを考える」ってのはかなり重要です。
そういうサイトをつくれば報酬も単価もアップしますので。
よく分かるのがオスカーとかのコンテストです。
上戸彩とか超人気ですよね。
彼女は「グランプリ」ではないんですね。
審査員特別賞なんですね。
グランプリは最高得点?で算出されるけど、
特別賞は「今は最高得点ムリだけど、将来伸びそう」な子がなるんですね。
過去、米倉涼子とかも確かそうだった気がします。
結果、長期にわたって活躍しているのって「グランプリ受賞者」でなく、「特別賞」とかをもらった人なんです。
面白いですね。
完成形だと伸びしろがわずかなので、短期的にはババーっと売れるんでしょうけど、伸びしろがない分、落ち込みも速いわけで。。。
これアフィリエイトサイトでも同じだと思うんです。
「商品名」はまさに「グランプリ」。
変動があるまでは確かに稼げるかも。
でも変動があれば一気に・・・・・・
そういう意味でサイトも「キレイ」とか「デザイン」などの見た目の「グランプリ」を狙うのではなく、審査員特別賞あたりを狙うのが得策だと最近も実感してます。。。w
>gr さん
どうもです。
LFMの音声とかでもこのあたりは順次話していきますし、LFM自体が実践者の集まりなのでかなりコアな話、動向が分かるのでぜひ活用してください!
3. Posted by gr 2009年11月02日 02:32
はまもとさん、こんばんは
先々の展開を読むのはさすがですね。
継続LFMの月会員になりました。
迷ったんですけど、ツールとかは一応あるしって、、、
でも、なんだか掲示板みてると
当たり前のように100万と稼いでるひとが
多くいて、500万とかの人も
で、そういうところに身をおいたほうがいいかなって思いました。
今月音声のヤフカテ楽しみにしています^^
2. Posted by ゆう 2009年11月01日 18:29
深い話ですね〜
はまさんの話は
いつも、
感心しまくりです。
言われれば、なるほど!と思うのですが・・・
こういう話は、勉強になります。
ありがとうございます。
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1. Posted by 愛知県人 2009年10月31日 22:20
これは知りませんでした。
と言うかそこまで考えたことすらありませんでした。
かなりサイト作成の方向性で参考になりました。
確かに奥が深いです。
こういう感性でサイト作ってみます。