アフィリエイトは稼げない・・・・・
うん。ウソですけど。
でも中には、思ったように秒速で稼ぐことが出来ずに苦しんで、あやしげな塾やノウハウに献金を行う人も多いようで。
そもそもですが「インターネット」はなぜコレほどまでに重宝されているのでしょうか?
そのことを突き詰めれば、「アフィリエイトサイト」では何が重要なのか?は見えてくるのです。
僕たちはほんの10年ほど前。
欲しい情報に中々出会うことが出来ませんでした。
それはなぜでしょうか?
友人の会社に電話をかけようとすれば、電話帳を引っ張り出して聞くか、
104に電話してお金を払って調べるしかありませんでした。
でも今は?
ネットで会社名で検索すればスグに出てきますよね。
なぜインターネットはここまで躍進したのか?という問題。
答えっぽいものは無数にありますが、代表的なものを2つ。
コストも下がると「下がっちゃいけないもの」まで下がる
この2つが「SEO」でも「リスティング」でも重要な根っこになります。
1)サーチコストが安くなったこと。
今まではAという商品を買おうとすれば雑誌やニュースなどを元に「自分で判断」しなければなりませんでした。
何かを調べる、何かを買うという状況において「調べる」という行為に対して「多大な時間」を割かなければならなかったのですね。
これが「サーチコスト」です。
つまり自分の欲しいモノコトを探すための費やす費用のことです。
A店とB店で同じ商品での価格差を知ろうとすれば、店舗に出向くしかなかったわけです。
ネットの登場によりサーチコスト」は劇的に下がりました。
といいますか、タダです。
今まで使っていた時間と労力がタダになったわけです。
2)マッチングコストが安くなったこと。
マッチングコストとは”自分に合っているかどうか確認する費用”のこと。
A社のワンピースを買いたい。でも田舎だと店舗もないので、困るわけです。
サイズも困るし、色合いも困る。
Mなのか?Lなのか?・・・・・・・
自分が欲しい・得たいというモノコトに対しての確認に時間もお金もかかるということです。
しかしネットであれば「まだ実際に目にしていないもの」に対しても情報は転がっていますし、
ブログなどを通じて「自分が欲しい情報」を探し出すことが出来るようになりました。
この2つのコストが低減されたことで、ネットは便利なモノと認識され、
どんどん加速的にWEBサイトというものも増えたわけです。
で。 ここからが重要です。
確かにマッチングコストもサーチコストも下がった。
しかしそれに伴い情報作成のコストも低下してきたということです。
例えば無料ブログの登場で作成コストは低下し、誰でも情報作成、発信できるようになりました。
そうなると何が起こるか・・・・マッチング「率」の低下です。
検索窓に「得たい情報」を打ち込んでも、
「なんかイマイチ。的外れ」的な検索結果が表示されるというコトが増えたのですね。
といいますか、増え続けています。
アフィリエイターが忘れてはいけないこと。
マッチング率が高いコンテンツサイトを作ろうと意識することです。
専門性の高い記事やユニークな記事ではなく「ユーザーの心に刺さるマッチするコンテンツ」です。
僕はこれがコンテンツSEOの本質だと思っています。
ユーザーの「脳みそ」を覗こうとする努力です。
何百回も言っていますが「ユーザーは本当の欲望やウオンツ」を「言語化できません」
検索キーワードというものは「あくまで顕在化」しているだけであり、
そのキーワードが検索ユーザーの思いや考えを表しているワケではないですね。
ほとんどのケースにおいてこのズレの率が高いか低いかが報酬として現れています。
いいでしょうか?
seoの上手下手ではなく、コンテンツとユーザーの意図との「マッチ率」です。
ここがきわめて重要なのです。
・ユーザーの意図を汲み取る力
・ユーザーの本当の悩みを先回りしてあげる、翻訳してあげる力
この2つはLFMメンバーの方なら500回くらい聞いてるんじゃないでしょうか。
本当に理解しているかどうかは別にして。
だけど、上手くいっていない人に限って最新のSEOとかの戦術論に流されるのですね。
たぶん芽が出ませんけど。
基本をすっ飛ばして先走っても無駄ですので。
それではアフィリエイター様に問題です。
簡単な問題です。
「あなたはキャッシングのアフィリエイトをはじめようと思っています。
どんなサイト名とつけますか?
どんなコンテンツを作りますか?」